アルマジロ | [ CD/DVD , Cinema ] |
アフガニスタンのアルマジロなる基地に、国際治安支援部隊(ISAF)という名の下に派遣されたデンマーク軍、その若い兵士達と一緒に行動して撮影されたドキュメンタリー映画だ。
平和な福祉国家として知られる北欧の小国デンマークだが、人口は約560万人(北海道よりやや多い程度)で徴兵制による軍隊を持つ。兵力は3万余……、アフガニスタンには最大で750人を派兵し、死者は43人を数える。
彼らは基地アルマジロに立てこもり、戦闘行動を想像し、クラブ活動のような友情あふれる生活、日々、ポルノを見ながら非日常的な世界で生きていく。
時折、義務のように周辺の村落に索敵行動に出かけ、タリバンなる現地人を殺害してくる。そこに記録されている戦闘行動は、集団で行う小汚い人殺し……、彼らは団体スポーツのように、そのスキルを身に付けていくのだ。
今、日本国の政権が進める、集団的自衛権なるものの世界がここにある。
このデンマークの青年達の世界は、日本の自衛隊の青年達の将来であるのだ。それは愛国でも、自衛でもなんでもない……小汚い殺人、でしかないのだ。
このアルマジロでも、出発前の家族、帰還後の家族の姿が記録されています。デンマーク国内でも、この映画によって軍を派遣することが問題になってきたそうです。
Posted by: 秋山東一 @ July 15, 2014 10:25 PMそういえば、以前に見た「マイブラザー」というのももデンマーク映画でした。アフガニスタンに行き過酷な体験をして帰って来るとまったく人が変わっていて、妻子や弟との間がおかしくなるというのでした。
安倍に見せたい映画です。
http://blog.livedoor.jp/yoshi44704470/archives/51616261.html
玉井さん、どうもです。
まぁ、そんなアルマジロの生態まで考えて命名……ではなさそうです。
米軍がベトナムでやっていたように、彼らはひたすら中に閉じこもって、時々、外に出かけて人殺しをして帰ってくるのです。
アルマジロは、外敵に襲われると丸まって甲羅に包まれるのだから、索敵行動などしないでしょうに、なんでこれがアルマジロなんでしょうね。
ちなみに、ブラジルワールドカップのシンボルキャラクターはミツオビアルマジロでした・・・なぜか。
http://matome.naver.jp/odai/2134762315130014101
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミツオビアルマジロ