京都工芸繊維大学・美術工芸資料館 | [ Architecture , Event ] |
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26日土曜日、浅井の家に伺うのは午後1時に近鉄天理駅に集合だ。
空き時間を利用して、午前中は京都工芸繊維大学の美術工芸資料館で開催中の「生活空間の詩(うた)/建築家・吉村順三展/三里塚教会と木造住宅を通して」に出かけることにした。
宿泊したホテルは京都駅前だったから、歩いて市営地下鉄・京都駅に……、そこから9駅、十数分で松ヶ崎駅に降り立った。
駅から歩いて10分程で京都工繊……、10時開館とともに入場、入場料一般200-円だ。
東京でのギャラリーエークワッドに比して会場の広さが違う。ざっと4倍というところではないか……。もちろん、三里塚教会も重要な要素だが、吉村の木造住宅を広く取り上げるという趣向だ。
特に、吉村の美校生時代の実測図、スケッチ、戦前の米国時代のスケッチ、カラー写真が充実……、東京展ではなかったと思う……が。
あの頃、吉村がカラー写真が撮れたのは驚きだが(KODAK のポジフィルムか……)、数々の写真、彼が大きな影響を受けたとされるコロニアルの風景は大いに見物だ、
会期は5月17日(土)まで……、あとわずかだ。
それに、5月10日(土)には記念シンポジウム「吉村順三の求めたもの」が行われる。パネリストは俵屋女将の佐藤年氏、建築家・横内敏人氏、同じく建築家・堀部安嗣氏、司会はこの展覧会の立役者、松隈洋氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授)だ。
Posted by 秋山東一 @ April 28, 2014 08:30 AM