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Falu red

Architecture

Falu_red_0.jpg先日、テレビ朝日「世界の車窓から」を何気に視ていたら、スウェーデンでのお話……、ファールン・レッドなるお話であったのだ。

スウェーデンの住宅によく見られる赤い外壁、その塗料の話なのだ。

ファールン Falun は、スウェーデン中部の「ファールンの大銅山地域」として世界遺産となっている場所だ。その銅産出の副産物としての酸化鉄、それを塗料としたのがファールン・レッド Falu red なのだ。

大量に採れるので廉価……、まぁ、最初は木造をレンガ造のように見せる……なんて志の低いことではあったのだが、スウェーデンの郊外風景を構成する重要な要素になったというわけだ。

まぁ、ご存知の方はご存知……、スウェーデンの赤……はベンガラのことなのだ。

Posted by 秋山東一 @ September 16, 2013 07:57 PM
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