130705

飛行機

Art/Design , TOYS

Hikohki_by SEKI_0.jpg
針金細工の小さな飛行機だ。

全長12cm全幅11cmの大きさだ。

Hikohki_by SEKI_1.jpg


作者・関昌生(せきまさお)氏は、
1964年福岡生れ。

1990年、福岡県うきは市吉井町に「四月の魚」という古道具のお店を開店。

2002年、店番の傍ら、針金で内職を始める。

2003年、東京アンタイディー from fukuoka 展にはりがねで参加
2005年、百草冬百種展『福岡から」

2005年、注文を頂くようになり、困惑しながらも製作を続けています。

……とのことだ。

Hikohki_by SEKI_2.jpg


というわけの物……がやってきた。

福岡から寄り道……、滋賀県長浜の「季の雲」のギャラリー関昌生コレクションからやってきたのだ。

この飛行機以外にも魅力的な物がいっぱい……、一度、お会いしたいものだ。





7月10日〜23日、大阪梅田・阪急うめだ本店10階「うめだスーク」北街区 from Jim and Della で、

「関 昌生 WIRE WORKS」が開催されるようだ。


追記 130706

材料は0.7mm径 (#22) の鉄線、手作りではあるが、きちんとした治具を使って、最初に部品を複数作って組立てていると思われる。

闇雲に作り出しているわけではない。基本的にきちんとした設計があるということだ。


追記 130710

この飛行機を手に入れたのは、これそのものの魅力にまいったからなのだが、これがどう出来て、どう考えて出来ているのかを知りたかったからなのだ。

材料は鉄……、磁石をつければすぐ分かる、線径は0.7mmなのだ。最初、ピアノ線かと思ったが、ピアノ線では硬過ぎてこの加工は無理であった。

華道に使われる鉄線、焼きなました黒色の物を手に入れてみた。実物に一番近いものは20番手のものであった。


Posted by 秋山東一 @ July 5, 2013 07:17 AM
Comments

neon さん、ごぶさたです。
いいでしょ。ご賛同いただいて、うれしいです。
簡単に出来る……と思ったら、そんなことありません。とても、プロフェッショナルな仕事と知りました。

Posted by: 秋山東一 @ July 10, 2013 07:47 AM

とても美しいですね。
何か感動しました。
鉄なんですか・・・ちょっと触れてみたい気がします。

Posted by: neon @ July 9, 2013 10:10 PM