秋山設計道場第8クール@しまね | [ BeV Standard ] |
8月21, 22日開催された秋山設計道場第8クール第一回の「@しまね」は無事終了した。
設計道場がいつもの根拠地である名古屋を離れて開催される時は、その地の友人、道場に縁のある方々にお願いである。見学場所、計画敷地、資料、設計作業の場所等々、オンブにダッコ状態……で、大変お世話になるのである。
もちろん、今回、島根で開催となれば、島根・柿木村の雄リンケンのマイルス氏こと田村さんにお願いしての開催である。
集合場所は新幹線新山口駅21日12:00、なぜ新山口……、それはすぐ氷解したのだ。
建築家・三分一博志氏設計、リンケン施工の BASEVALLEY にやってきたのだ。
同じ住宅でも、氏のコンセプチュアルな住宅に道場生諸氏も圧倒される。地域工務店の設計施工という任にあたっても、実際の仕事との差は大きくとも、その手法、ディテールに学ぶこと大なのである。
その後、萩、300有余年の歴史を持つ萩焼窯元三輪家へ。同じく三分一氏設計、リンケン施工のギャラリー、収蔵庫、ゲストハウスを収める幅2.2m、高さ2.7m、長さ約70mなる特異な建築を見学する・
三分一氏設計、この三輪家での最初の仕事「三輪窯」、RC造だ。
益田ではリンケン設計施工の住宅を二軒見学、そして、明日の課題の敷地を視察したのだ。さて、そろそろ夜の時間だ。
追記 120826
22日の設計課題の作業、発表、講評の場はリンケンのモデルハウス「+R」にて行われた。
その様子は、マイルス氏がレポートしてくださっている。
● 秋山設計道場インしまね・2012:マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々)
午後3時、タイムリミット……、終了。広島に向かって車を走らせることとなる。2時間半の行程……なかなか遠いのだ。
新幹線搭乗前、広島風お好み焼きを食してから帰途についたのであった。