住宅業界紙「新建ハウジング+1」に「秋山東一のSTOCKTAKING スタンダード住宅を目指して」と題して10回にわたって連載させていただいた。
2008年の10月から、昨年の6月まで……ほぼ2年というところだ。フォルクスハウスからBe-h@us……、その大きな流れと、設計道場等々の現在の自身の活動とその考える事を書いてきた。その流れは今もって変わらない。
あの連載をウェブ上でも読めるようにしてみた。私にとって、これは大いなる記録なのである。まだ、一回目の[「フォルクスハウス」以前に考えたこと」だけだが、早々に全10回を読めるように……と考えている。
追記 110703
その全十回をウエブ上で読めるようになった。
フォルクスハウスからBe-h@us……、その大きな流れと、設計道場等々の現在の自身の活動とその考える事を書いてきた。その流れは今もって変わらない。

スタンダード住宅を目指して
「フォルクスハウス」以前に考えたこと1997年の「OMソーラー事始め」から、その後の二軒のモデルハウス、木曽アルテック社の「木場の家」、鹿児島シンケンの「与次郎ヶ浜の家」を設計し、それが建っていく過程で、考え学んでいった事を記述した。
コラム/「樋隠し」
新建ハウジング+1 2008年10月号 所収

スタンダード住宅を目指して
それは「フォルクスハウス」から始まった1994年、フォルクスハウスの始りの年であった。その成立ちを記述した。小澤建築工房とのコラボ、その成果の代表としての「Iさんの家」、フォルクスハウスの基礎となった「the在来」、そしてフォルクスハウスとなる過程「設計手法をの明確化」に至るまでの話だ
コラム/「小庇」
新建ハウジング+1 2008年12月号 所収

スタンダード住宅を目指して
「フォルクスハウス」とは何だったのかフォルクスハウスとは........、一冊のマニュアルであると言わねばならない。1994年に始まった.......その仕様と、その先見性にこそフォルクスハウスの意味であったことを記述した。フォルクスハウス的設計、そのデザインの独自性を作り出したVH335「仙川の家」について触れた。
コラム/「開口部」
新建ハウジング+1 2009年3月号 所収

スタンダード住宅を目指して
「MAC no Uchi」という考え方「MAC no Uchi」とは「Macの家」とも読めるが、お弁当の「幕の内」のことである。コンピュータによる設計支援、CAD化の大きな流れの中で、設計の考え方自体を進化させようという思いがあった。用意してある御菜を重箱の中に配置する........幕の内弁当に、設計の手法を置き換えたものなのだ。
コラム/「Mac」というもの
新建ハウジング+1 2009年5月号 所収

スタンダード住宅を目指して
地域工務店のための「秋山設計道場」という試み「秋山設計道場」は既に第5クールが終了した。来年には三年経過、もはや「試み」というレベルではない。本稿「地域工務店のための「秋山設計道場」という試み」では、その成立ちから、その講座の実戦的な有り様、現実の敷地、条件と「即日設計」と、その場での発表と講評という形について書いている。
コラム/MECCANO と LEGO
新建ハウジング+1 2009年7月号 所収

スタンダード住宅を目指して
パタンによる設計術「秋山メソッド」「秋山メソッド」は、パタンによる設計術であり、「パタンを置く」という手法を中心とした六つのステージによって構成されている。それによって、容易に敏速な住宅の設計を可能にすることを詳説している。
コラム/紙と鉛筆
新建ハウジング+1 2009年9月号 所収

スタンダード住宅を目指して
車や樹木の配置を建物より先に考える理由「パタンによる設計術―『秋山メソッド』」をより詳しく解説してみた。まずは「車や樹木の配置を、建物より先に考える理由」である。建物を配置すること「パタンを置く」という「3.Pattern 」があるが、そのステージ以前に「2.Car, Tree 」という手順がある。なぜ、その順序なのかをを解説したのが本稿なのである。
コラム/階段
新建ハウジング+1 2009年11月号 所収

スタンダード住宅を目指して
建物は刻々と成長し、みずから学んでいくものであるスチュアート・ブランドの HOW BUILDINGS LEARN/What Happens After They're Built 「建物はいかにして学ぶか/建てられたあと何が起きるか」という不思議な題名の本を解説した。建物を時間の中で捉えるという考えは、今までも、これからも重要なものであると考えている
コラム/ジョイントボックス
新建ハウジング+1 2010年2月号 所収

スタンダード住宅を目指して
「私も鹿児島で考えた」シンケン迫氏によるスタンダード住宅の実践から2010年2月17, 18日の二日間、シンケンの本拠地・鹿児島で行われた「秋山設計道 in 鹿児島」での見て聞いて感じた事をレポートした。迫さん始めシンケンスタッフの皆さんの案内での建物見学、懇親会、そしてグループ討議、迫さんのレクチュア……その詳細をレポートした。
コラム/「Axis 軸」
新建ハウジング+1 2010年4月号 所収

スタンダード住宅を目指して
これからのスタンダード住宅を考える今回最終回、同じ6月号として発刊された建築雑誌の特集「われらの庭園、その対談でお会いした千葉大教授・広井良典氏の提唱される「定常型社会」、その環境化における「知的セルフビルド」をこれからの時代のスタンダード住宅を位置づけることとした。実作は富士見高原のBe-h@us、Be/412g22を登場させた。
コラム/「iPad アイパッド」
新建ハウジング+1 2010年6月号 所収
Posted by 秋山東一 @ June 19, 2011 07:22 AM