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平松さんの発明

etc.

hatumei_110531_0.jpg 京都新聞より

やぁ、私にとってもこの発明「磁力抵抗「ゼロ」の発電機」は、この模式図で……よく理解できる。

4台以上の発電機を1本の軸でつなげ、各台の磁石の位置を軸から見て均等な角度でずらすことで、磁石が引き合う力を相殺させることを発案。モデルを試作したところ、発電機を増やすにつれ回転が軽くなることを確認。

これを発明したのが「元建設請負業の男性」とあるが、これは工務店の親父……ということだ。元工務店の親父だった平松敬司氏の発明なのだ。氏は「自転車の発電機の抵抗を軽くしようと思いついたのがきっかけ。素人の発想を聞いてもらえてありがたい」と語っておられるとのことだ。

この発明について学界で発表した京大の中村武恒准教授は「目からウロコの発想だが、どうして今まで誰も気づかなかったのか。多分野への広がりが期待できそうだ」と語っているそうだ。

ハイブリッドカーや電気自動車の発電機をはじめ風力発電機などへの導入も期待される……そうだが、抵抗の少ない自転車の発電機なんてすぐにも製品化されそうだなぁ。楽しみである。

 ● 磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明 : 京都新聞

専門家筋にはいろいろのお考えが……
 ● 磁力抵抗「ゼロ」の発電機? - スラッシュドット・ジャパン

Posted by 秋山東一 @ June 2, 2011 09:03 AM
Comments

かんさん、どうもです。
そうですか、ハブダイナモは抵抗が少ないのですか……知らなかったなぁ。
昔ながらの車輪にこすって回すダイナモしか使ったことがないもので……。それも最近は使っていないなぁ。

Posted by: 秋山東一 @ June 2, 2011 12:15 PM

自転車のハブダイナモは現状品でもたいして抵抗がないので(整備の悪いハブより抵抗が少ない)、製品化はコストとの兼ね合いでしょうか

Posted by: かん @ June 2, 2011 11:08 AM