超低頭ネジ | [ SELFBUILD/DIY , TOOLS ] |
ホームセンターのネジ釘売り場で「新製品」なんて銘打った物を目にするのは稀なことだが、最近、この「超低頭ネジ」なるものが妙に目につく。
ネジの頭部分が薄くできていて「見栄えスッキリ!............」が売りなのだ。ネジ頭を出したくないなら皿ネジを使えばいいじゃないか....といっても、そうはいかない事が多々あり、今までなかったのが不思議くらいのものである。
これである。なかなか便利している KEY-BAK である。本体はプラスチックで、金属製の蓋を一本のプラス・ネジで止めているのだが、この丸い頭が出っ張っているのが気にくわないのである。
蓋を外してみると、こんな風にスティールのゼンマイによってキイホルダーの紐を巻き込んでいるのだ。予想外に精密な出来でちょっとびっくりなのだ。
プラスチックの本体に蓋を4X12の超低頭タッピングスクリュウで止めた。蓋のプレスされた凹みに超低頭ネジの頭がぴったりと収まっている。
この「......低頭......ネジ」なる物、共通の規格もなく、メーカーが勝手に名乗っているようです。
この KEY-BAK のネジ頭がずっと気になっていたので、これで、落着であります。
追伸
頭もそうですが、ネジそのものというか、螺旋の肉もずいぶん薄くつくってあるし、新しい材質をつかっているのでしょうね。「ネジ一本にいたるまで」といういいかたがありますが、こういうところにもまだ「進歩」があるんだなと、おくればせながら感心しました。
「ネジ規格・用語」というサイトを見てみましたが「頭の形」という項目に、低頭というのはありませんでした。
http://scr.jisw.com/
T頭あるいはトランペット頭というやつの進化形のようですね。