苫小牧[イコロの森]計画 | [ Architecture , Be-h@us ] |
現在、北海道で大規模なプロジェクトが進行中だ。
苫小牧「イコロの森」だ。「イコロ」とはアイヌ語で「宝物」を意味する。
この100haに及ぶ広大な森には、ミズナラを中心に、カエデ類の広葉樹、フッキソウ、フタリシズカ等の植生、フクジュソウなどの群落他の多様な植物の宝庫である。近くのバンケナイ川には水辺の植物や小動物も.......そんな大自然に囲まれた北海道ならではの「宝物」の森が、整備され新しい「21世紀の森」としてよみがえらせようというプロジェクトだ。
その森はただ整備されるだけではない、新しい里山として、「炭」「温室」「庭」「フィールドワーク」の四つの事業が展開される。そのための各種施設の建設が、来年開催される「ガーデンアイランド北海道2008」を目指して進行中だ。
その森の施設、炭焼き小屋から管理棟、温室までもが Be-h@us によって建てられている。それも、いかにも Be らしくセルフビルド、自力建設によって建てられているのだ。
その全て、「イコロの森」をプロデュースしているのが建築家・鈴木敏司氏だ。
氏は、設計事務所アトリエAKUで、多くの公共施設を手がけ、北海道ビー・ファクトリーで多くのBe-h@usを手がけ、今、ラウム・ランドスケープを率いて、このプロジェクトを陣頭指揮しているのだ。
● 苫小牧[イコロの森]計画/事業概要書(PDF 2.6MB)
このプロジェクトを推進する鈴木敏司氏とは30年以上にわたる長い付き合いです。今もって彼の出た教育大学附属駒場(現在の筑駒)の同窓生の建築家諸氏とは仲がいいのです。
彼は北海道にわたり、そして aku を井端明男氏(私が独立した時の最初のスタッフでした)と打ち立てたのです。そして、Be-h@usを北海道ビー・ファクトリーとして進め、今、この「イコロの森」を始めているのです。Be-h@usにとって鈴木氏は同志というべき方なのです。
イコロの森、道民なのに全然知りませんでした。
そして、こちらのBe-h@usと鈴木さんのところのBe-h@us、なにか関連あるのだろうか??とずっと思っていたので納得です。
注目ですねー。
鈴木敏司(すずき・としじ)さんって
『岩国』の方だったんですね(驚)。