050625

谷口吉生 / MoMA

Architecture , Event

moma_1.JPGおくればせながら、26日までの「谷口吉生のミュージアム」展をのぞいてきた。

もうたくさんの方々がこの展覧会にふれておられるし、今さらの蛇足、必要もないだろう。
たくさんの歴史を刻んだ施設を、再構築するという仕事、大変な仕事なのがよく分かった。

そのものよりも、その仕事自体を感じる展示が、すこぶる面白いものであった。もちろん膨大な設計図書、図面の集積、数々の建材、部材、コンペの仕様書のファイル等々、谷口の現場用ヘルメット、それらを見て感じることができる。

コンペの最初の提出物を収める緑色の紙箱、なんだかかわいらしくてカッコよかったな。

プレゼンテーションだけじゃ....、それじゃ、ちょっと MOMA に行ってくると...といけばいいんだけれど、ニューヨーク自体、行ったのは何年前だったかなぁ。煙草なんかすってた頃で、ニューヨークは12時間だっけ、今はノープロブレムだな。

でも、広島市のゴミ焼却場、これなら新幹線だな。それよりも、たかだか山手線、上野の東京国立博物館の谷口も見ていないし、ちょっと行ってみようと考えた、

とにかく、東京でこの展覧会「谷口吉生のミュージアム」を見られるのは明日26日まで、急いで。

その後は四国の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で7月10日から開かれる。猪熊弦一郎現代美術館自体、谷口の仕事だから2倍おいしいかもしれないな。

Posted by 秋山東一 @ June 25, 2005 07:57 AM
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