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VISEGRIP バイスグリップ

TOOLS

visegrip_1.jpg
ちょっと不思議な形をしているが、バイスグリップ VISEGRIP という。
これじゃないとできないことがある、工具箱にいれとかなきゃ。

一般的にロッキングプライヤーと言われる。先端で挟んだままそれをカチッと固定することができるのだ。いわゆる車の付録に付いている一般的なプライヤーとは雲泥の差がある。挟むのと回すのを一緒にするのより、挟んで固定して回す、優れているのである。

これって1924年にデンマークからのアメリカ移民の鍛冶屋、ウイリアム・ピーターセンが発明、特許となり VISEGRIP と名付けられた。ロッキングプライヤーの元祖というわけだ。その万力(バイス)と同じように固定する機能から VISE GRIP という商品名になったのだ。
「セロテープ」とか「プラモデル」と同じように、ロッキングプライヤーと言われるより、どれでも「バイスグリップ」と言われることが多い。

その保持力は梃子の力で、こんなに小さくても1tって昔の説明書に書いてあった。
アゴの幅は後のネジ部で調整、カチッと挟めば固定される。解除するには下部のレバーを下ろすだけという簡単なものだ。
visegrip_2.jpg
これは [5WR] という小型のものだ。アゴの先端から調整部のネジ部分の後端までの長さ5インチ 127mm というわけだ。この小型版に先端がラジオペンチ風の尖ったものもある、先端部の保持力はやや劣るが使う場所によっては必要になるであろう。

大きさや先端部が特殊な物まで多種多様なものがある。
形だけ似せた偽物が各種でまわっているので注意が肝要だ。現在は日本の工具メーカーが販売元になり廉価に販売されている。

Posted by @ December 7, 2004 08:13 AM
Comments

Dahonの自転車ってのは、あまり面白みのないデザインだと思っていましたが、きちんとしたホームページをつくっているんですね。クローズアップの写真なんか見ると、溶接もきれいだし、ViseGrip TM Folding Technologyのこともちょっと見直しました。といっても、じつは中国でつくっていたりするんでしょうけれど。

Posted by: 玉井一匡 @ December 9, 2004 09:03 PM

バイスグリップを「クルミ割り」に使うというのは、なかなか賢い使用法かと思います。
アゴの大きさを後のネジで調整できますから、力余って食する部分を破砕することがありません。それに使用するにはそれなりの大きさのもの、きっと200mm以上のものがいりますね。

Posted by: 秋山東一 @ December 9, 2004 10:00 AM

我が家には長さ225mmの形だけ似せた偽物があります。
専ら、双子葉植物クルミ科クルミ属の子葉を食する際、核を割るのに使用しております。
割る時は、ネジで調整した後「プ・ラ・イ・ヤァー!」と声を掛けます。
殻が飛び散る事がありますので、屋外(作業場など)での使用をお勧めします。

Posted by: nozawa @ December 9, 2004 09:17 AM

玉井さんが自転車のデザインにまで話題を踏み込んでくださいました。この visegrip を検索すると「ViseGrip™ Folding Technology」なんてのがヒットし、折畳み自転車の技術として使われていることが分かりました。
http://www.dahon.com/visegrip.htm

Posted by: 秋山東一 @ December 7, 2004 03:45 PM

 先端だけが鋳鉄のかたまりで、把手のところは鉄板を曲げていいる、ハイブリッドがこいつのデザインのすてきなところですね。ジャン・プルーベの、合板と金属のハイブリッドのように、それぞれのよさを無理なく美しく生かしている。そういう意味ではモールトンの自転車で、お手軽版のAPBのトラスでは、パイプの部材の1本ごとを溶接するという手間をかけず、丸棒を曲げた安直なトラスをつくっているというのも、構成としてはハイブリッドという感じがあって、わたしは好きなんです。でも、レイノルズ531だったら、キャリアを付けたからって壊れたりしないのでしょうけれどね。

Posted by: 玉井一匡 @ December 7, 2004 12:26 PM