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新宿駅で

BARRACK finder , Place , TRANSPORT

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新宿駅の改装工事が進んでいる。

こんな時、今まで見えていなかったものが見えてくる。こんな橋脚に、まさしく日の目があたった。
埼京線下り(大宮方面行き)ホームの西側。

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この工事は、正式には「新宿駅南口地区基盤整備事業」というのだそうだ。

南口の前、甲州街道(国道20号)の跨線橋を架け替え、その南側、代々木駅側に広大な人工基盤(人工地盤のほうが親しいが)を設け、駅施設、一般車・タクシー乗降場、高速バス発着所、公共駐車場ができるんだそうだ。完成は2009年とか。

工事が進む南口前の現況の跨線橋は、1923年(大正14年)、1961年(昭和36年)、1975年(昭和50年)と架設されたんだそうだ。この橋脚は一番古い1923年のものであろう。

繊細にして美しいものだ。向う側の仮説の橋脚とはまったく異なるものだ。
同じく東側。

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Posted by @ November 15, 2004 12:48 AM
Comments

はじめまして。
南口改札前の仮囲いが今面白いですね。この橋脚のイラストが南口正面脇の仮囲いに描かれていますよ。新宿の過去と未来が感じられるイラストと言葉が楽しいです。最近ホームページができたようです。こちらも面白かったです。
http://www.shinjuku-ss.jp/

Posted by: robosapiens @ March 5, 2005 03:23 AM

街中でも、工事で既存の建物が無くなって、不思議な物が見えてくることがあります。
これも、ずっと昔から、大正時代から80年もそこにあったわけですが、何らかの機会がないと見えないものですね。

Posted by: 秋山東一 @ November 16, 2004 10:20 AM

きれいですね。大阪の環状線にはまだそのまま使われているところがあると思います。今度、ちゃんと見てみようとも思っています。

Posted by: komachi @ November 16, 2004 10:05 AM