040721

Be-h@usの本

BOOKS , Be-h@us

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初めてのBe-h@usの本、「Be-h@usの本」が出版される。

23日に発売されるとしていたが、23日は取次店どまりとのこと、遅くとも28日には書店の店頭に並んで発売されるとのことである。



Becover320240.jpgBe-h@usの本

セルフビルドする木の家、インターネット時代の自立知的住宅。

秋山 東一(著)




監修:ジオデシック
発行:九天社
版形:A4変形 240ページ
ISBN:4-86167-008-X
価格: 3,150-円(税込)



やっと出版までこぎつけた。不慣れな.....で、皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまった。

この計画の話しは一昨年の5月だったろうか。ジオデシックの栗田さん、九天社の沖山さんとお会いし「Be-h@us の本」を出版に向けて動き出した。直接的なページを作りだす作業は翌年になってからだが、2年以上かかったことになる。
その時間の長さよりも、その間の諸々の事情とIT関連の進化はまさしく dog's year であった。この本の企画が始った時には影も形もなかったブログなる仕掛け、自分自身の aki's STOCKTAKING をはじめ、Be-h@us の中心となるウェブサイト、www.be-haus.com もブログ式に改変してしまった。又、昨年夏には Be-h@us の出発点たるフォルクスハウスのOMソーラー協会の開発プロジェクトに復帰し、その流れがSキットなる仕掛けにつながった。この本の出版に時間のかかった分、フォルクスハウスとBe-h@us、その二つの経過をきちんとご客観的にご報告できるものになった。そんなうまい具合の流れの中にこの[Be-h@us の本]を出すことができた。

この本は二つの側面を持っている。
一つは Be-h@us なる木の家を作る仕掛け、集成材の柱梁、それを繋げる金物、そして高性能を保証するパネル、そのシステムがどこからどうしてできたのかを、その開発者、秋山東一・菅波貞男がどう考えてきたのか、又、そのシステムを全ての人達と共有する家の作り方としようとする、それはどこからきたのかを、秋山の今までの生き方から説き起こす。
二つ目は、Be-h@us のマニュアルであり、家の作り方を学んでいこうとする学習マニュアルの性格を持っているのだ。「どう家を作っていくのかという主題、そしてその底流に流れるコンピュータ、ネットの伸長が、ネットワークをどう作り、どう展開していくのかにまでわたって語られる。

中身は大変充実したものになった。Be-h@us の最新の開発、Be-air の実際もその現場から語られ、セルフビルド、ハーフビルドもその現在進行中の現場のご本人によって語られる。

多くの方々にお読みいただき、ご意見いただきたいと考えている。又。この本をマニュアルとして Be-h@us のネットワーク CITROHAN.net にご参加いただきたいと考えている。

●Be-h@us の新しい公式サイト
ジオデシックのサイト
九天社のサイト

Posted by @ July 21, 2004 12:33 PM
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