040528

aki's STOCKTAKING/1周年

Blog

blog_hello.jpgこの blog、aki's STOCKTAKING を初めてから1年がたった。

新しいレンタルサーバーを用意して、Movable Type を設置して、ということなのだが、この設置が大変、mine こと溝口君の奮闘がなければ、この aki's STOCKTAKING を始められなかった。

「もう、mine 諦めよう。 Six Apart に設置してもらおう。」と云った時、mine が「もう、ちょっと待ってください。」と云った。そして、ほどなく、最初のエントリー「HELLO」、その次は「やっと日本語が......」と始まっていったのであった。

でも、このIT世界の進歩は早い、雨後の筍のように blog サービスが生れ、簡単に自分自身の blog サイトを開設できるようになった。

あの頃、blog・ブログといえば、なんらかのIT関係の方々という印象があった。
話題はそっち方面、面白く読まさせていただいていたが、世の中、それだけではないよなってな感じがしたものだ。
普通の人のブログ、そして建築系ブログと、徐々に、いろいろな方々のブログが増えてきたのはうれしいことである。コメント、トラックバックと blog 特有の仕掛けによって、複数のエントリーが繋がりあい、その情報が大きく育っていくのは素晴らしいことだ。又、検索エンジンによって、その情報は敏速に表にでて検索対象になるのも非常に有効なのだ。

リートフェルトの展覧会の情報から、展覧会の展示品、リートフェルトの平行定規の話しになり、それを探した展覧会の主催者が、あの平行定規はリートフェルトの作品自体であったことが判明したという情報を追加し、その平行定規の実測、CADデータ化、コンピュータ・グラフィックスへと大きく動いた。ひさしぶりの MECCANO でそのメカニズムをモデルにすることまでした。その連携と情報の共有は、blog・ブログなしでは考えられない事態であったのだ。

リートフェルト展/終了

この1年間で、私にとって、ちょっとした関心、興味、好奇心から、その情報を育てていくメディアとしてこの blog・ブログは自分自身のとってなくてはならないものになってしまった。それと同時に他者のブログの重要性が分かったことだ。それは情報として教えられるということ以上に、こんな風な考えがある、あるいはこんな考えがあるということを知り、ブログの仕掛けによって自分自身を鍛えていけるのだ。
今、サーバーのデータ量はファイル数2107で111MBにもなってしまった。これからのサーバーをどうするかの問題もあるが、今後、増え続けるデータからどう有用なデータを引き出し、それをどう展開できるか、それが最重要な課題であると考えている。

この aki's STOCKTAKING を、強力なメディアに鍛え上げていきたいと考えている。

Posted by @ May 28, 2004 12:32 AM
Comments

早いものですね。一周年おめでたうございます。
ぼくも、秋山さんにお尻を叩かれ、ミネ君の指導を受け、やっとのことでBlogの開設にたどり着きましたが、もしもそれがなかったら、いまごろはまだちっとも更新しないまま蜘蛛の巣の張ったサイトを抱えて、これがWEBSITEだと開き直っていたでしょう。

 「Blogは同時性が重要である。したがってBlogのサイトで早く取り上げて、(Blogでないサイトはなんというのですか)普通のサイトではそれの中から、強化・充実・掘下げしたものを保存する」ということにすればいいのだと思いながら、いまだに整理ができません。がんばることがまだいっぱいあることを喜びます。
 そうか、これから秋山さんはPHSでもBlogにエントリーできるわけだ。それもいいですね。

Posted by: tam @ May 28, 2004 06:44 PM

最初のきっかけをつくった者として、このブログサイトが一年を迎えたこと、そして多くの人々にブログの可能性を伝える大きな働きになったことを嬉しく思います。
まだストックの豊富な秋山さんのことですから、これからまた、楽しいエントリーがアップされることを楽しみにしています。

タイミング良く、朝日新聞朝刊に「ブログ急増、企業も注目」という記事が掲載されていました。

Posted by: kurita @ May 28, 2004 10:00 AM