030813

製本機

Stationery

レーザープリンターがでたばかりの頃、どんなちゃらんぽらんな文章からでも立派な印刷物ができてしまうので「パーソナルコンピュータって印刷機なんだ」と叫んだ。

印刷物は製本せねばならないと考えて、ずいぶんと製本機を探しました。といっても簡易・・・というべきなんでしょうね。製本機ってのは、なかなかローテク、マニュアル操作であります。
いろんな方式によって、機械もいろいろでありました。

その頃、パーソナルコンピュータのマニュアルの定番であったワイア・リングの方式、360度開く方式を探しました。それも2台目でやっと満足できるものが手に入りました。東急ハンズの「製本機フェア」みたいなイベントで見つけました。英国製というのは不思議でしたが、基本的には多穴(四角穴の)パンチ、そのレバーを使ってリングを綴じます。
自家製マニュアルの製本に使っていますが、立派なプロフェッショナルな出来であります。

ちょっとした使い方のこつがあります。綴じる時、ワイア・リングの継ぎ目が本文と裏表紙の間にくるようにすることです。

bmachine.jpg

ネットを検索したらもっと良さげなのがありますね。昔は探すのに苦労しましたが今は簡単であります。
http://www.gbc-japan.co.jp/

Posted by @ August 13, 2003 02:49 AM
Comments

この手の製本は、南米に居たときに結構世話になりました。
印刷、よりはCOPYのほうがよほど一般的なのですが、
COPY屋で冊子を作ってもらうと、必ずこの製本でした。
 やすかったなあ、という記憶が在ります。
結構教科書やなんか、現地でつくっていたもんで。

 後は、糸綴じを未だに使います。 完全に開く事は
できませんが、結構頑丈で便利です。 いわゆる和とじ
になるんかな?

Posted by: 又三郎 @ June 22, 2006 03:01 AM

私はVelobind(ヴェロバインド)の綴じ代の細い製本方法が好きです。
Macintoshのマニュアルは昔はワイア・リングで360度開きましたね。ワイアの代わりにプラスチックリングということもあり、アメリカで一般的な製本方式です。
Velobindの欠点はコピーなどのときにあまり強く開くと、熱で溶かして繋いでいる「コーム(櫛)」が外れてばらけてしまうこと。もちろん360度開きは無理です。まあたいていは大丈夫ですけど。20年前にLAのKinkosで初めて見ました。(冬至は日本にはまだKinokosはなかった。)銀座伊東屋の製本サービスで受け付けてくれるはずです。もしかすると日本のKinkosでも。
製本機自体はかなり大型で高価なもので、バンバン製本する会社などでないと、なかなか元が取れないでしょう。

Posted by: yas @ August 15, 2003 07:10 PM