THE FRENCH DISPATCH | [ Cinema ] |
ウェス・アンダーソン監督の最新作。府中のTOHOシネマズで見てきた。実にウェス・アンダーソンらしい、楽しい映画だった。
題名 THE FRENCH DISPATCH OF THE LIBERTY, KANSAS EVENING SUN 「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」は一冊の雑誌の名称、米国の地方雑誌のフランス版ということのようだが、かの NEWYOKER 誌、その創業者へのオマージュということらしい。
物語の形式としてはオムニバスということになるのか、4つなのか3つなのか……、映画の中に雑誌を作ってしまうというような形なのだ。
まぁ、入れ子も入れ子、編集部に記者がいて、取材記事があって、雑誌での表現そのもの、地理紀行記事、美術評論、政治問題、犯罪、グルメ、真面目なレポートから、インタビュー記事、グラビア、漫画……、一冊の雑誌が作られているのだ。
映画は、フレンチ・ディスパッチ編集部事務所のあるフランスの田舎町のレポートから、美術記事、現代美術の作家と画商、評論家の関係をレポートしながら、囚人画家と女看守の愛の物語の展開……、偏屈な女性記者と学生運動の顛末、警察署長と専属シェフの犯罪組織とグルメのどたばた……。
いやぁ、手を変え品も替えの面白さなのだ。
ウェス・アンダーソンの四角いレターサイズ画面の左右対称性といろいろの色……。彼の活字文化への愛、フランス文化への愛……、すばらしい。
108分、あっというまの時間であったのだ。’
Bemo さん、ごぶさたです。
Disney+ の件はいつになるのか……、決まっていないようですね。それよりも、一刻も早く劇場でご覧になった方がいいように思いますです。
お久しぶりです。
この映画、Disney+ で、視聴できそうですね。
サントラは、すでに、Apple Music にあって、オリジナル以外に、ナシンベーネ、モリコーネ、アズナブールの曲が聞けますね。
Posted by: Bemo @ February 4, 2022 11:33 PM