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@小佐木島

Architecture , BeV Standard , Place

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秋山建築学校第7回は、広島県三原市の小佐木島で10月29, 30日と開催された。

小佐木島は広島県三原市、瀬戸内海は三原湾に浮かぶ小さな島、三原市街から南へ約2.7kmに位置する。人口6人という有人島、コンビニもなければ自販機もない。

そこは北海道札幌のアトリエAKUの鈴木敏司氏が大いに入れ込んで、地元の方々と作り出した場所なのだ。

 ● 来てみんさい 泊まってみんさい 小佐木島

前々から設計道場・建築学校をここで……、と考えていた場所、小佐木島なのだ。

「宿NAVELの学校」に泊り、「ばあちゃん食堂」でごちそうになり宴会、そして、鈴木が出してくれる「島の課題」で勉強だ。

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29日昼、三原駅前に全員集合……、海に向って5分も歩けば、船着き場に到着、12時10分発の瀬戸田行きの船に乗れば、15分後には小佐木島に到着だ。

鈴木氏に迎えられ上陸……、早速、宿泊先の「宿NAVELの学校」「ばあちゃん食堂」に向う。港から、ほんの目と鼻の先……だ。

写真は「ばあちゃん食堂」前のベンチで、鈴木氏と私……、奥に建築学校事務局長の田中君だ。

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私と鈴木敏司氏とのつき合いは……、私が東孝光事務所スタッフ、彼が武蔵美の建築学科の生徒だった頃からだから、もう半世紀近く……古い付合いなのだ。

今、こうして、彼の一番新しい作品……というか、仕事に出合えるのが本当にうれしい。

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鈴木が作った三つの施設「宿NAVELの学校」「はなれ」「ばあちゃん食堂」は全て既存木造建物をリノベーションしたものだ。

実に巧みに再構成された施設なのだ。

写真は、L字形の宿泊施設と食堂の中庭に集う学校生徒たちだ。

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鈴木が出してきた「島の課題」の敷地はここだ。

鈴木が小佐木島の拠点とする……この島唯一の新築建物「島の台所」から角を曲がってすぐの場所、海が目の前の場所に露天風呂付きの週末住居をという課題だ。

これは島の人達が使い、島に来たゲストも使う……という施設だ。

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これは私がやったものだ。

建物は4mX8mの1.5階の片流れ、敷地の普段さを使って高い位置にデッキ、そこにジャクジーという計画だ。

そこに鈴木の指摘……、温水を作り出す設備はどうするのか、島にある廃屋の木材を燃料として……、ボイラーは……。もっと太陽熱を利用して……、と構想は拡がるのだ。

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学校生徒諸君の解答、その設計力、大いなる成長を感じさせるものであった。

特にコンセプチュアルな発想が皆に見られ……、なかなかの見ごたえを感じた。

パターン・メソッドという設計手法から、自らが考えていく方向に……。

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30日夕、課題の発表・講評を終えて、小佐木島での全ての行事を終えた。

島を出る最後の船、17時07分発三原港行きに乗船、夕日に輝く小佐木島を後にする。

なかなかの充実した二日間であった。


Posted by 秋山東一 @ November 5, 2018 01:59 AM | TrackBack (0)
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