みかんのおか / 170901 | [ Architecture , Place ] |
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前回、ここシンケン吉田山プロジェクトの現場に来たのは、春先の3月2日だったから6ヶ月ぶりだ。
その計画の半分が上棟し、既に仕上の工程に入っている。
そこから右にカーブした坂道をアプローチしてくれば、その全貌が見えてくる。
勾配は1寸……、この屋根上にもデッキが展開され、楽しい場所になる。
もちろん全体の設計……、その指針はあるのだが、その細部は自由自在、この屋上に出る塔屋はこれから追加される。
そんな、シンケン迫さんのブリコラージュ的手法がそこにある。氏は予定調和的な世界を目指すことはない。
そう、このプロジェクトの名称は「みかんのおか」……、もちろん、……なのだ。
建物、その環境は完成することはない……、いつも流動的で……うつろうのだ。
shin さん、どうもです。
シンケンは名のみ有名ですが、迫さんのメソッドの本質が知られることはありません。ちょっと知るものとして「……」を伝えたいと考えたのです。
アイランドのサッシもシンケンスタッフ、社員大工によって着々と組立てられておりました。
すっかり「みかんのおか」が定着しました
予定調和が当たり前の日本には、……はありません