160603

宮脇檀@那須

Architecture , BeV Standard

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昨日は那須……にいた。一番の用事は野澤一裕氏の殻々工房訪問しての「那須温泉アートアパートメント」の打合せであった。

そして、Facebook 上で話題になっている故宮脇檀氏の那須での作品をちょこっと見ることであった。

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午後、その場所に着いてびっくり……、大勢の見学者でいっぱいなのだ。

聞いてみれば……、栃木県の建築士会の見学会とのことであったのだ。
そこに便乗……、内部まで見学できたのは幸いであった。

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オープンな見学会は6月19日とのこと、 Facebook 上に公開されていたが、満員とのことだ。
【満員御礼!先着30名!】那須町の宮脇壇氏設計の家 見学ツアー!

小さな家……、主催者次第だが、6月19日の14:00 - 17:00……、現場まで行けばどうにかなるんじゃないか……と思う。

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この作品の存在を Facebook 上で知って、昔からの友人、宮脇事務所の大番頭、吉松眞津美氏に伝えた。

彼は下記のようなメールをくれた。
「那須の宮脇作品、1975年宮脇御大30代最後の仕事で「Villa福村」名で発表したものです、担当者に転送しました。」

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時間の経過は残酷だ。宮脇檀氏は既におらず……、この作品の40年になんなんとする時間経過は被うべくもない。

RCの被いに包まれた木造部分、そのキャンティレバー部分は大いに下がり、追加された支柱で支えられているが床の傾斜も顕著だ。

しかし、格好よいコンセプチュアルな構成……まずは理屈ありき……。

1970年代の息吹……、その頃のコンテンポラリー、時代精神を思い出すよい機会であった。

Posted by 秋山東一 @ June 3, 2016 07:14 AM | TrackBack (0)
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