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電車手摺|2

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例の電車手摺の端部を実測した。

拙速でだが……、その端部が丁寧に作られているのが良く分かるであろう。

20mm径のステンレスの厚肉ののパイプ……、これは切断したわけではないから想像……だが、1kg弱の重量からしてパイプであるのは間違いない。

その両端に取付部を溶接、研磨……良く磨き上げられた逸品なのだ。

基本的に手作りだが、その互換性については完全に維持されている。取付穴の位置大きさは正確である。

取付穴は6mmのビスが使われている。

Posted by 秋山東一 @ May 17, 2015 06:52 PM
Comments

Toru Kando さん、はじめまして、こんにちは。
新型車両ではだんだんと合理化……というか、簡略化されていますが、この手摺のデザインは既にレトロというべきものなのでしょう。
おっしゃるように溶接、サンダー・バフで丁寧に仕上げられています。見えなくなるブラケット裏面には定盤の上で平面を調整したであろうヤスリ仕上げの跡が残っています。

Posted by: 秋山東一 @ May 18, 2015 04:56 PM

信頼文具舗の和田さんのシェアで、この記事拝見しました。最近、電車に乗ったら、よりしげしげと観察するようになりました。つり革を支持しているパイプのブラケットはアルミのキャスティングのようでしたが、強度的によくもってるなあ、と今日の観察。あるいは鉄系の鋳物を仕上げているのか?この手すりの端部(サラ穴ふたつ)座も溶接後サンダー、バフ等の仕上げでしょうが見事です。

Posted by: Toru Kando @ May 18, 2015 04:37 PM