故永田昌民氏 葬儀 | [ ABOUT , Architecture ] |
故永田昌民氏の葬儀が終わった。
氏が永らくアトリエ「N設計室」を構えた目白近くの落合斎場にて、12月21日 (土) の通夜、12月22日 (日) の葬儀と滞りなく終了した。
通夜。葬儀とも多くの会葬者でいっぱいであった。500人を越える方々がお別れに訪れた。
氏の冥福を祈りたい。
建築知識の2月号の MONTHLY NEWS に故永田昌民氏の弔報が掲載されている。
追悼文を書いた。
● aki's STOCKTAKING: 建築知識2014年2月号
iGa さん、どうも、お帰りなさいです。
確かに昔はそういう……、唯我独尊……的なところはありました。でも、とても枯れちゃって……いい味だしてましたですよ。まぁ、もっと枯れちゃえる人だったのに……早過ぎました。
芸大の学生時代...院生だった永田さんの毒舌攻撃を受けたという、高木事務所の先輩に…この栞を見せると…感慨深げにコピーを取らせてと…。
Posted by: iGa @ December 24, 2013 10:03 AMYama さん、こんばんは。その節は、きちんとお話もできず失礼いたしました。
……永田のことを考えています。某建築雑誌から依頼された弔文の一節です。
「……それは、小津安二郎監督の映画における「小津調」と同じ「永田調」ともいうべき住宅の数々なのだ。
端正なプロポーション、天井低い空間に慎重に配置された設え……、その静謐な空間は彼独特の物だ。それを長年にわたり愚直なまでに究めてきた永田調の住宅なのだ。……」
完成が、……楽しみですね。拝見するのを楽しみにいたしております。
Posted by: 秋山東一 @ December 24, 2013 12:19 AM秋山さま、ご葬儀の席で声を掛けさせて頂きました者で、
永田さんに設計して頂き現在工事進行中のYamaと申します。
本当に偉大な人が逝かれてしまいました。ご冥福をお祈り致します。
ご葬儀で松山氏、片山氏の弔辞をお聞きし、思わず拍手をするところでした。両氏のスピーチにもですが、素晴らしい仕事をされた永田さんに...もちろん、拍手はマナー違反でしょうから心の中でそっと拍手しました。素晴らしい数々の仕事とその内の1軒の我家の設計に感謝の意を込めて...
気さくな方でしたので、つい、偉大な建築家である事を忘れがちでしたが、弔辞を聞いて改めて永田さんの仕事にかける情熱やその大きさに気付かされました。