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白い名前の兎

BOOKS

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白い名前の兎

著者: 青木 空知(そらち)


ISBN: 978-4897096100
出版: 邑書林

定価: 2,625-円(税込)

本ブログに時折コメントを寄せてくださる「そら」さんは家内の友人である。その「そら」というハンドルネームが、俳号である「空知(そらち)」からきていることを知った。

「そら」さんこと、青木空知さんの第一句集「白い名前の兎」が出版された。


目次
序 佐々木六戈

Ⅰ 1990年〜1994年
  赤らふそく
  父の字の

Ⅱ 1995年〜2001年
  誰も
  対岸

Ⅲ 2002年〜
  薄氷
  でで虫
  階に
  真下
  煙
  兎に白き

あとがき


私は歌も句もたしなむことない不調法者であるが、句集に並んだ言葉をたどりながら........少しでも........分かりたいという気分......なのである。

「あとがき」に、こう記されている。
 .............................
 見たもの、触ったもの、感じたことが俳句になった。
 この『白い名前の兎』をまとめるにあたり、収めた三百十句全ての景を忘れていなかったことに驚いた。きっと、その時その時の心の動きが本当だったのだ。
 これからも俳句では嘘をつけないだろう。見たもの、触ったもの、感じたことを心に刻んでゆきたい。
 .............................

この句集の書名になった一句。

冬 ぬ く し 兎 に 白 き 名 を つ け て


Posted by 秋山東一 @ November 23, 2008 03:09 AM
Comments

 はじめまして。空知さまの句集をブログで取り上げさせてもらいました。
私は俳誌「文」の購読者でした。秋山夢さまの句集も拝読しております。

Posted by: 海音 @ February 27, 2009 07:01 PM

そらさん、どうもです。
句集なるものを、拙ブログに取り上げるのは初めてで、緊張いたしました。
先日、朝日の書評欄で紹介されていた柳田國男の「不幸なる芸術・笑の本願 」なんぞを読んで、俳句について理解を深めて.......なんて思っているうちに遅くなってしまいました。....と言っても、まだ手に入れてもいないのです。
コメントいただき........またまた緊張いたしております。変なこと書いていたら、こっそり連絡お願いいたします。

Posted by: 秋山東一 @ November 24, 2008 06:15 PM

追伸です。
銀の兎も載せていただき…うれしいです。

Posted by: そら @ November 24, 2008 05:41 PM

わあ!!秋山さん、ありがとうございます。
恐縮です。
毎日ブログを読ませていただいているのに
チェックした時刻のせいでしょうか
一昨日と今日の間を飛ばしてしまっていました。
 
句集が出たあと
多くの方たちからおたよりを頂戴いたしております。
思ってもいなかった緊張感です。
今日はまた違った緊張が押し寄せています。

取り上げていただき、ほんとうにありがとうございました。

Posted by: そら @ November 24, 2008 05:38 PM