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時のかたち 家具のかたち

Architecture , Event

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「時のかたち 家具のかたち」奥村昭雄の世界

OMソーラーの考案者であり、初代OM研究所所長、芸大美術学部建築科名誉教授・建築家、そして我らのマッドサイエンチスト、最後の海軍機関学校生徒の奥村昭雄先生の展覧会が開かれる。
昨夏発刊された『時が刻むかたち.....樹木から集落まで』に続き、6月上旬に『樹から生まれる家具.......人を支え、人が触れるかたち』が発刊された。これを機にこの展覧会が開かれる。



okumuraten_1.jpg奥村昭雄は建築家であると同時に家具デザイナーであることはよく知られている。
無垢材による生地仕上げの家具を40年にわたって作り続けてきた。
原木を選び、太陽熱で乾燥させ、接合部を工夫し、膨大なかずの治具を開発し、作り続けてきた。

それは、建築におけるパッシブデザインに対する彼のあくなき好奇心と探求心の表われと同じものなのだ。

彼の自然観察帳、民家実測図、家具、家具原寸図などによって「奥村昭雄の世界」が展示される。


期間;2004年6月25日(金)〜7月24日(土) 13:00~19:00 日月は休館
   7月4日・18日はギャラリートーク開催のため11:30~13:00 16:30~18:00 特別開催
場所:吉村順三記念ギャラリー 主宰/OM研究所 03-3952-9861

7月4日と18日はギャラリートークを開催
 奥村昭雄、小川泰氏、内田祥哉氏 (参加申込制)
時間:14:00~16:00 
場所:目白・自由学園明日館


●詳しくはOM研究所のウェブサイトで http://www.passivedesign.com/

Posted by @ June 19, 2004 12:03 PM | TrackBack (1)
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