090711

Exploded 128

Apple

machintosh_128.jpglink

Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)に紹介された「Exploded 128」なるポスターを、栗田さんが「CHRONOFILE」で話題にされている。

あの Macintosh 128K が華々しく登場したのは1984年……今から、25年も前のことなのだ。

あの頃、まだ、栗田さんを存じ上げているわけではないが、同じような経験をしているのを知った。


初めて世に出た Macintosh のメモリーは128Kでしかなかったのだ。この単位に注目…… M(メガ)ではない K(キロ)なのだ。何をやるにも必ず 3.5"のフロッピーディスクがカタカタと動くというのが普通の事であったのだ。

ほどなく、メモリー128Kから512Kへ、四倍にするというサードパーティ製のキットが米国で販売されたとのこと、早速、日経BPの林伸夫さんの紹介で手に入れたものであった。
しかし、ここで困った。Macintosh のメモリーチップは全てボード上にハンダ付けされているのだ。16Kのチップを64Kのチップに替える……それも八個もやらねばならない、それは大工事というべきものであるのだ。

ボードをいじる自信のない私にとってはプロ頼み……、その頃、付合いのあったゲーム会社のハード製作のプロにお願いしたのであった。

この Exploded............. 分解図で懐かしく思い出した。ベージ色のプラスチックの箱、そこに収まった9"のモノクロモニターと3.5"フロッピーディスク、そしてデジタルとアナログの二枚のボードであった。平に装着されたボードの向かって左に八個のメモリーチップがある。

machintosh_128_1.jpg

AXIS誌 1997年の5-6月号vol.67の「逸品調査団〜実は持ってるあのデザイン〜」の第12回「Macintosh 128K」に、栗田さん、前田さん、そして私の三人が登場している。


追記 090711

うっかり忘れているが、本日は My iPhone 3G の一周年であったのであった。そして、AppStore も一周年、この一年間の変化、iPhone の世界の充実ぶりには目を見張るものがある。


Posted by 秋山東一 @ July 11, 2009 08:54 AM
Comments

栗田さん、どうもです。
そう、そうなんですよ。栗田さんがボードをいじったなんて初めて知ってびっくりです。メモリがまとめてボードにのっかっているのを挿すだけ……なんて事じゃなくて、メモリチップをボードの上にハンダ付け……ですから、又、その前に付いている奴を外さなければならないし……、よくぞご無事で……という感じであります。

Posted by: 秋山東一 @ July 11, 2009 02:36 PM

明らかにAKiさんのほうが記憶力はいいですね!
具体的なメモリの増設方法を忘れていたので、この記事を読んで思い出すことができました。結構、怖いことをしていたんですね、私。

Posted by: 栗田 @ July 11, 2009 12:46 PM