060517

CanoScan 5400F

Computer

CanonScan_1.jpg

久しぶりのフィルムカメラ LOMO であったが、いさぎよくおさらばしたのである。

DP屋さんに持って行って現像、焼き付けという手順が久しぶりになつかしかった......なんて思わなかったが、その時、フィルムスキャナがあれば......と栗田さんのコメントで思い出したのだ。

いやぁ、それでフィルムカメラ復活なんてつもりはなくて、今まで撮りためたスライドフィルムを処理したいと思っていたのだ。ずっと前から考えていたのだが、その専用機なんぞを見るとなかなか購入というところまで至らなかったのだ。
最近のA4フラットベッド・スキャナにもフィルムスキャナ機能がついているが、それを使ってみようと決意したのだ。それなら1万なにがしの出費で済んでしまうではないか......と思い立って、ヨドバシで CanoScan 5400F を購入したのだ。

この手のA4フラットベッド・スキャナはキャノンエプソン二社の寡占状態のようだが、手頃な価格のキャノンの「基本機能充実のスタンダード機」なる 5400F を選択したのだ。まぁ、フィルムスキャンのお試し機としては丁度いいんじゃないかな。

初めてのフィルムスキャンは、ちょっと物珍しいという感じだったが、原稿台カバーにそれ用の光源があるのと、フィルムガイドが附属しているというだけなのだ。フィルムガイドは二種類、6駒のスリーブフィルム用と4駒のマウント用がある。

これから処理したいスライドフィルムはみなマウントされているので、一度に4枚しかできないが、まぁ、やってみよう。
とにかく、10年前でもプレゼンテーションといえばスライドショーってのが定番、コダックカローセルで......というわけで、1970年からのスライドが膨大にあるのである。これをデジタル化して使わないわけにはいかない。

CanonScan_2.jpg

Posted by 秋山東一 @ May 17, 2006 05:49 AM
Comments

まずは、手始めにと、1970年の夏のヨーロッパのスライド(これが私にとって一番古いスライドなのです)、それもタンク・ミュージアムのスライドをスキャンしてみました。
やっぱり、カラーフィルムなのですが、セピアっぽく変色、最初アップロードしたものをもう一度 GraphicConverter で補正したものをエントリーしました。もっと良くなるとか、ご意見いただければと思います。

http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/001177.html

Posted by: 秋山東一 @ May 20, 2006 09:22 AM


akiさま。

これでいよいよSTOCKTAKINGの整理に入れますね。
お宝画像の発見を愉しみにしています。

              alpshima

Posted by: alpshima @ May 18, 2006 08:42 AM

広角で安いデジカメが、中々無かったころ、ブローニーフィルムの銀塩広角のカメラでスライドを作ってスキャナーでデジタルに、と私も思いました。
フラットベッドのスキャナに付いて来る、フィルムホルダーでは硝子面に密着させることが難しく、結局一枚一枚フィルムを硝子面にテープで張り付けたりしていました。それでもあまり上手く行きませんでした。
35ミリの場合はフラットベッドのスキャナよりフィルム専用のスキャナの方がフィルムのデジタル化だけの為なら良いのではなどと、どれも中途半端な感想だけで実用化に届かないままでデジタルカメラに移行したまま忘れていました。
上手く行きそうだったら又教えて下さい。

Posted by: kawa @ May 17, 2006 04:37 PM

栗田さん、どうもです。
1970年に初めてヨーロッパに旅行しましたが、その時からのスライドです。大部分は建築の記録と旅行の記録なのです。あの頃、カメラは2台、36枚撮りスライド用ポジフィルムを一日一本なんて持っていったものです。今だったらデジカメで簡単ですね。

Posted by: 秋山東一 @ May 17, 2006 12:16 PM

このスキャナー導入で、フィルム倉庫のストックテイキングが加速し、お宝公開が早まることを楽しみにしております。

Posted by: 栗田伸一 @ May 17, 2006 09:14 AM